ロンドンでたしか7日に、2012年の五輪開催地が決定されました。
戦後二度目の開催だそうで、当時有力といわれていたパリを押さえて決められたそうです。
このニュースを見ていたら「あぁ、大阪でもこうなってたかもしれんのになぁ」と悔しいやら微笑ましいやら微妙な心境になる。
もちろん、五輪開催を聞いたロンドン市民は大喜び。大人も子供も大喜びな画が出来上がります。そしてそれは夕刊ででかでかと載る(みんな喜んでるのに、一人気取って無表情の男性がやたら笑えた)。
翌日。同時爆破テロが起きる。
天国と地獄を見た感じでしたね。浮かれているところに冷や水、いや冷や水なら生ぬるい、毒をぶっ掛けられたようなニュース。世は小説より奇なりとは、本当にこんな感じのことではないか?と思うくらいに図ったように(無論図ったんだろうけども)。4箇所で死者30名以上を出している最悪のテロが行われて、又も日本人は思う「あぁ、日本でこんなことが起きたらどうしよう」ゴミ箱を撤去したりしていました。
なんでも即死した遺体は一体も上がっていないと今日付けの朝刊に載っていた気がする。その爆破の生々しさを想像すると胃にもたれるような黒い感情が渦巻いてくる。知った口を利いたように「ご愁傷様」なんていうのはそれこそ失礼だけど、それでもこの事件でやり場のない嫌な感情は覚えたはず。
さらに報復は続くんだろうか?などと想像が広がっていって、止まることを知らない。
テロや戦争がない世界に染まりつつある今の日本にどっぷりつかっている日本人の一人として、足りない頭を使って妄想していく。
テロや戦争がなければいいのに。政治や経済の問題を差し引いて純粋にそう思うしかありませんでした。